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不妊症最大の難関、低体温症
冷え性が重度になると、低体温症の状態になることがあります。
低体温症の状態での妊娠率は非常に悪く、また仮に妊娠したとしても早期の流産を招く危険性が大変高い、非常に宜しくない状態であると言えます。
低体温症とは
低体温症とは、一般的な平熱36.5℃よりも低い体温が平熱化している状態を指します。
医学的にはもっと深刻な状態のものを低体温症と称しますが、
ここではひとまず、よくあるケースである、35.5℃程度を想定しています。
低体温症の治療には専門性が求められます。
末端冷え性が、足にあるツボを温めたり筋肉を付けたりすればある程度改善するのに対して、低体温症となると生活習慣全般を見直さなければならないからです。
低体温症になる主な原因は、
- ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
- 運動不足
- 食生活の乱れ
などが挙げられます。
ただ、これらがあっても低体温症になる人とならない人とがあるので、一概にどうこう言えない部分も存在します。
低体温症の判別方法
自分が低体温症かを調べるのは、冷え性を調べるよりうんと簡単です。
朝起きてすぐ、体温計を使って体温を測ります。
念の為1週間くらい計って下さい。
その平均が、36℃を切るようであれば、間違いなく低体温症です。
低体温症の弊害
低体温症は、不妊の原因になるばかりでなく、身体の様々な不調の原因になります。
これは身体の中で働く酵素と強い結びつきがあります。
体内で働く酵素は、37〜40℃を適温として働きます。
深部冷え性と同様のメカニズムになる低体温症では、この酵素の働きが
不完全となり、次から次へと不調が現れるのです。
不妊症とは関係の無い話ですが、わかりやすい例を挙げます。
人間、風邪を引くと熱が上がることがありますよね?
これは、体熱を上げる事で免疫細胞の機能を活性化させ、ウィルスへの攻撃力を高めているのです。
ですから熱があるからといってすぐ解熱剤を飲むと、かえって風邪は長引きます。
少し前のベストセラーに「体温を上げると健康になる」というのがありましたが、
1470円 |
このような本でも語られている通り、体温が一般的な平熱である事は、身体の全機能にとって重要なのです。
まして妊娠の事となると、子宮の温度、卵巣の温度が冷えていては、十分な生殖能力を有せません。
それで不妊になるのです。
低体温のままでは、妊娠の確率は愕然と下がります。
まず妊娠を考えるのであれば、低体温症のケア。それを考えて下さい。